「ずっと治らない口内炎」…それ本当に口内炎?
四ツ橋・心斎橋・大阪市西区周辺で「口内炎が治らない」「口のなかの白いできものが治らない」そんなお悩みはありませんか?
実はその症状、単なる口内炎ではない可能性があります。
この記事では気をつけたい、お口の中の白いできものについて詳しく解説していきます。
【要注意】口内炎と見分けがつきにくい白いできもの
口内炎と口内炎以外の疾患の見分けかたの一例として下記の特徴があります。
■ 2週間以上治らない
■ 舌で触るとザラザラする
■ 痛みが少ないのに残っている
これらは、歯科口腔外科での診断が必要なサインです。
お口の中にできる白いできもの|代表的な3つの原因
【1】口腔カンジダ症
口の中に白い苔状のものが付着し、赤みを伴うことがあります。
起こりやすい方
■ 免疫力が低下している
■ 高齢の方
■ 入れ歯の清掃が不十分
口腔カンジダ症の特徴
■ ガーゼで拭うと白い苔が取れる
■ 白い苔を剥がすと赤く腫れ、場合によって出血や痛みを伴うことがある
治療法
口腔カンジダ症は、抗真菌薬(うがい薬・塗薬など)で治療可能です。
【2】扁平苔癬(へんぺいたいせん)
頬の内側などにレース状の白い模様として現れます。
扁平苔癬の特徴
■ 40~50代以降の女性に多い
■ 左右対称に生じる
■ 疼痛、不快感、灼熱感を伴う
治療法
ステロイド薬、ビタミンAを投与して経過観察を行います。
【3】白板症(はくばんしょう)【要注意】
歯ぐきや舌の側面に、
こすっても取れない白い病変ができる病気です。
白板症の特徴
■ 痛みがほとんどない
■ 40歳以上の男性に多い
■ 過剰な喫煙、飲酒が原因になることも
約5〜10%が口腔がんへ進行する可能性があります。
治療法
白板症病変を噛んだり傷つけたりしている歯や入れ歯がないか確認し、原因となるような不適合な詰め物やかぶせ物などがある場合には除去します。
ビタミンA・Bの投与などで改善することもあります。
一方で、悪性化しやすい白板症については、病変部を切り取る外科処置を行います。
白板症は再発の可能性もありますので経過観察も重要です。
こんな症状があれば早めに受診を
■ 白いできものが2週間以上治らない
■ 硬くて動かない
■ 痛みが少ないのに消えない
■ 喫煙習慣がある
■ 被せ物や入れ歯が当たっている
上記のような症状があれば「念のため」歯科医院を受診してください。
早期発見・早期治療で治癒率の向上、身体や経済的負担の軽減に繋がります。
四ツ橋歯科・矯正歯科クリニックは口腔内の粘膜疾患に精通する口腔外科専門医が在籍する歯医者です。
ご不安な症状がございましたらお気軽にご相談ください。
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