矯正治療は歯並びやかみ合わせを整えるためにとても大切ですが、装置がついていると歯磨きが難しくなり、虫歯ができやすい環境になります。
では、治療中に虫歯ができてしまった場合はどうしたら良いのでしょうか?
結論からお伝えすると「虫歯になったから矯正をやめなければならない」ということはほとんどありません。
多くの場合は矯正を続けながら虫歯治療を行うことが可能です。
ただし、虫歯の大きさや場所によっては、装置を一時的に外して治療を優先することもあります。
例えば、表側矯正でブラケットのすぐ横に小さな虫歯ができた場合であれば、矯正装置をつけたまま削って詰めることができます。
しかし、奥歯の深い部分や装置が邪魔をして治療ができない場所の場合は、装置を部分的に外して虫歯治療を行う必要があります。
その後、再び装置をつけ直して矯正を続けますので、治療計画が大きく変わることはありません。
また、矯正中の虫歯治療では、見た目にも配慮した材料を選ぶことが多く、将来矯正が終わった後もきれいな仕上がりになるよう注意して行われます。
虫歯を防ぐためには、やはり毎日のセルフケアが最も大切です。
矯正中は歯ブラシだけでなく、ワンタフトブラシやフロス、フッ素入りの歯磨き粉を取り入れることをおすすめします。
さらに、定期的な歯科医院でのクリーニングも重要です。
もし矯正治療中に虫歯ができても、慌てずに担当の矯正医に相談してください。
矯正と虫歯治療は両立可能です。
しっかり対応していけば、最終的に美しい歯並びと健康な歯を手に入れることができます。
矯正相談は下記より受け付けております。
毎月1~7日は矯正相談が無料です。是非お気軽にご予約してください。
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心斎橋・四ツ橋駅で土曜日・日曜日も診療している歯医者
四ツ橋歯科・矯正歯科クリニック
統括院長 枝澤 祐馬