歯周病を防ぐために家庭でできること
歯周病は、日本人の成人の約8割がかかっているといわれる身近な病気です。
初期は自覚症状が少ないため、気づかないうちに進行し、大切な歯を失う原因になることもあります。
では、どうすれば歯周病を防げるのでしょうか?
実は家庭での毎日の習慣がとても大切です。
正しい歯磨き
まず基本となるのは「正しい歯磨き」です。
歯周病は、歯と歯ぐきの境目に溜まるプラーク(細菌のかたまり)が原因です。
磨き残しを減らすためには、歯ブラシを歯ぐきに45度の角度であて、小刻みに優しく動かすことがポイントです。
ゴシゴシ力を入れると歯ぐきを傷つけてしまうので注意しましょう。
また、歯ブラシだけでは汚れを完全に落とすことはできません。
歯と歯の間の汚れを取るには「デンタルフロス」や「歯間ブラシ」を併用することが効果的です。
これを習慣にできるかどうかが、歯周病予防の大きな分かれ道になります。
食生活
さらに、食生活も歯ぐきの健康に関係します。
砂糖の多い飲み物や間食はプラークを増やす原因になるため控えめにしましょう。
一方、野菜や果物に多く含まれるビタミンCは歯ぐきの健康を保つ働きがあるので、積極的に摂るのがおすすめです。
生活習慣
そして意外と見落とされがちなのが「生活習慣」です。
喫煙は歯周病を悪化させる大きな要因で、歯ぐきの血流を悪くし、治りにくくしてしまいます。
禁煙はお口の健康だけでなく全身の健康のためにも大切です。
また、睡眠不足や強いストレスも免疫力を下げ、歯周病が進行しやすくなるので、規則正しい生活を意識しましょう。
プロのクリーニングも大切
家庭でできる予防を続けても、どうしても落としきれない汚れはあります。
そのため、定期的に歯科医院でプロのクリーニングを受けることも忘れずに。
家庭でのケアと歯科でのメンテナンス、この両輪で歯周病はしっかり防ぐことができます。
毎日の小さな積み重ねが、将来の歯の健康を守ります。
今日からできることをぜひ始めてみてください。
四ツ橋歯科・矯正歯科クリニックのご予約は下記URLからお願いします。
https://yotsubashi-dc.jp/reservation/
心斎橋・四ツ橋駅で土曜日・日曜日も診療している歯医者
四ツ橋歯科・矯正歯科クリニック
統括院長 枝澤 祐馬