矯正治療を始めるにあたって、気になるのはその「期間」ではないでしょうか。
矯正治療は一般的な歯科治療とは異なり、数年単位で治療計画が立てられます。
矯正治療に興味はあっても治療期間の見通しが立たず、踏み出せない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は矯正治療にかかる期間について、矯正装置を除去した後の「保定期間」も含めてご説明します。
【1】相談・検査・診断
当院では矯正歯科医による矯正相談の後、矯正治療のご希望があれば必要な精密検査を実施し、検査についての診断と治療計画の説明という流れで矯正治療が始まります。
虫歯や歯周病などの治療が必要と判断された場合は、矯正治療開始前に歯科治療を行います。
一般的な歯科治療は、保険診療が適応となります。
【2】矯正治療開始
治療計画にご納得いただいてから矯正治療が始まりますがワイヤー矯正やマウスピース矯正など、どのような方法で矯正治療を進めるかにより、その費用は変わります。
【3】経過観察
矯正装置を装着した後、月に1回程度の頻度でご来院いただき装置の調整などを行い経過を観察していきます。
あくまでも目安ですが、矯正装置の装着期間は1年半〜2年半程になります。
治療計画の中で抜歯処置が必要と判断されると、矯正装置の装着期間は長くなる傾向にあります。
【4】保定期間
矯正装置の装着期間の終了が、矯正治療の終了を意味するものではありません。
矯正装置を除去してしばらくは歯が動くため、放っておくと矯正治療前の歯並びへ後戻りしてしまう危険性が非常に高いです。
そのため矯正装置除去後、矯正装置を装着していた期間に対し、最短でも同期間は後戻り予防のためのリテーナーを装着していただきます。
4ヶ月に1回程度の頻度でご来院いただき、予後を見守ります。
【5】矯正治療終了
リテーナーでの保定期間を経て、矯正治療終了となります。
その後ご希望があれば、定期的なお口のメンテナンスへと移行します。
当院では、初回矯正相談は無料で承っております。ご希望があれば、精密検査に進みます。検査料、診断料、処置料、観察料を基本料金として設定しております。
検査料 (27,500円):お口の中の検査、顎関節の診査、レントゲン写真撮影など矯正治療に必要な精密検査を実施します。
診断料 (11,000円):精密検査の結果に基づき、治療計画のご説明を行います。
処置料 (5,500円/回):矯正装置の装着後、装置の調整などにかかる費用です。
観察料 (2,200円/回):リテーナー装着後、後戻り予防のための予後観察にかかる費用です。
上記の基本料金に、それぞれの矯正治療に必要な費用が加わります。
ワイヤー矯正やマウスピース矯正など、どのような方法で矯正治療を進めるかによってここでの費用は異なります。
矯正治療開始後も、費用にご不明な点がございましたらお気軽にお尋ねください。
矯正装置の除去が、矯正治療の終了を意味するものではありません。
リテーナーを装着し、その後のアフターケアを確実に行わなければ、せっかく長期間かけて実現した理想的な歯並びが元に戻ってしまいます。
綺麗な口元を維持するためにも、引き続きアフターケアへのご協力にもご理解ください。
初回矯正相談は無料で承っておりますので、ぜひご利用ください。
大阪市西区・心斎橋で矯正認定医が治療を行う矯正歯科
四ツ橋歯科・矯正歯科クリニック
統括院長 枝澤 祐馬